記憶が蘇るきっかけの一つとして、味覚が存在します。二つの家族が一つに結ばれる日は、各々の家庭が囲んできた歴史が一つに結ばれるとき。そこで供される皿は二人が始める新たな歴史の始まりとなり、味わったゲスト一人ひとりの記憶となるのです。美味しいだけでなく、美しいだけでもない。つながりを感じさせる味わいが、その一日を記憶に留めます。